神様ではないお客様
昼間の電話対応の仕事のできごとです。
美容関係の商品に関する業務をしています。
様々な電話内容があり、スタッフが分担してやっています。
その日の私の業務は、
ある美容商品を長く愛用されているお客様へ電話をかけるというもの。
日頃のご挨拶とプレゼント等のサービスを電話で案内するというものです。
大抵のお客様は電話を嫌がります。
フリーダイヤルから、かかってくる電話なんて嫌ですよね。
「今、忙しいわよ!」と怒られることもしばしばです。
仕方ないです。
それでも仕事なので頑張って電話します。
相手はお得意様。
丁寧にご挨拶から。
そして、事前にお送りしてあるプレゼント品の説明をします。
プレゼントはスキンケア商品一式です。
プレゼントに関しては、お客様から
感謝の言葉を頂くことがあります。
その場合は嬉しい気持ちになります。
「ありがとう」と喜んでくれるお客様って、きっと素敵な女性なんだろうな、と想像します。
ですが、たまにですが、文句を言うお客が、います。
先日のお客様がそうでした。
顔にいろいろ塗りたくないそうです。
ベタベタして気持ち悪い。
夜、顔につけて寝るにも、布団カバーや枕にも化粧品が付いちゃうから不快。
香りも嫌い。
結局、全く使えないとのこと。
もちろん、お詫びするのですが·····
こういう人は、知人や友人から頂いた贈り物も、「好みじゃない」とか「不味かったわ」とか、言うのでしょうか。
言わないですよね。
顔が見えない見ず知らずの相手、販売会社が相手だから、言いたい放題なんですね。
それにしても、タダで貰ったものに、
よくこれだけ文句言えるなというのが、
私の本音でした。
私はこれまで接客の仕事を長くやってきましたが、
自分は神様だと勘違いしているお客様がいます。
外国に比べると、日本はその傾向がかなり強いそうですね。
売る側、買う側、どちらが偉いとかないです
将来的には、少しづつ日本もかわってくるのとは思いますが、まだまだ先なのでしょう