痛い出費
先月、家のIH クッキングヒーターが故障しました。
朝、目玉焼きを焼こうとスイッチを入れたところ、
一瞬、ON のランプが点灯後、
フッと消えたのを最後に、
ウンともスンともいわなくなりました。
出勤時間になってしまい、何もできないまま
火が使えないことを家族に伝えて、家を出ました。
家には80才を越えた体の不自由な母親と、
独身の弟がいます。
家族全員、金銭に全くゆとりなしです。
IH はキッチンに嵌め込んである形なのですが、そろそろ寿命かもしれない8年目。
一気に憂うつです。
お金が必要な事態になると、
とにかく気持ちが滅入ります。
その朝、職場に着いたとき、同僚のAさんが、開口一番、「なんか、すごく疲れてるみたいよ、大丈夫?」と言われました。
どんよりムードを相当漂わせていたのだと思います。
いったい、どんな顔してたのでしょう。
先伸ばしですが、とりあえず食事作りは、
電子レンジとカセットコンロでやり過ごしたいところでした。
ただ、母親にコンロを使わせることができません。
母はおそうめんが好きで、毎日のように食べています。
ひとりの時に、おそうめんをグラグラ茹でては、毎日のように吹きこぼします。
火にかけたまま、忘れることもある様子。
仕事から帰えると、吹きこぼしの跡や、お鍋の焦げ跡でわかります。
IH は火は使わないし、一定の温度まで上がりすぎると自動で消えるようになっているようなので安心です。
弟が何だかんだ調べてくれ、結局、業者さんにみてもらうことにしました。
修理代26000円かかるとのこと。
····仕方ありません。
修理をお願いすることにしました。
今回の修理で1年でも長く、長持ちしてほしいと願うばかりです。
修理代は、私と弟で、折半で支払うことになりました。
母親は年金がありますが、大切な毎日の生活費です。ゆとり資金はありません。
弟から、「今年の夏のボーナスが入ったらお金はすぐに渡すからね」との申し出。
薄々は感じていましたが·····
弟は貯金をしてません。おそらく全く。
私がちまちま節約をして、
貯金とまではいきませんが、
予備費としてとってあるお金は、
何かあるごとに飛んでいってしまいます。
本当に不安です。