今日は同居している母の病院の日です。

薬をもらいに月に1回通院しています。

母はほとんど歩くことができません。

バスもなく、車もないので、

病院へは毎回タクシーで行きます。

私がいつも通勤で歩いている距離にある病院ですが、タクシーだと片道1000円かかります。

私はずっと車を持っていましたが、

維持費に悩み、

なくても何とかなると決断し、

思いきって3年前に処分しました。

月に一回のタクシー代は車の維持費に比べれば安いものです。

定期的な病院の診察は本当に憂鬱です。

歩けない母を連れての移動は

結構大変です。

歩行器を使い、なんとか家の外に出てもらい、タクシーに乗せます。

着いたらすぐに病院の車椅子を借りに行き、母を乗せ、受付け、診察、会計、薬局、、、だいたい3時間〜かかります。

病院は小さめの総合病院で

高齢者で満員御礼です。

ところが古い病院でバリアフリー化が全くされていません。

車椅子だとかなり不便です。

診察室や御手洗い等、いちいち間口が狭く、車椅子の通るスペースがきちんと確保されていません。

コントロールよく気をつけて押さないと、壁や柱にガツンガツン当たります。

待ち時間の間に通路脇にある血圧測定器で血圧を測ることになってます。

これまた通路が狭くて測定器に腕を入れるにも車椅子の向きを変えなくてはならず、また壁や柱にガツンガツンぶつかることになります。

なんとかしてほしいと思います。

待ち時間は日によりますが

混んでいる時は2時間待ちもあります。

やっとの診察でも、

医者は測った血圧の数値をカルテに記入したあと、

医師「調子はどうですか？」

母「特に変わりないです」

医師「ではいつものお薬でいいですかね」

母「はい」

基本それだけです。

だれでもできます。

でも医者を批判するつもりではないのです。

実際、体調に変わりがないので、

何もしようがないだけです。

ただ、この診察って要りますか？

要りませんよね。

ということです。

どうせならもっと簡素化してくれればいいのにと思います。

きっとそれができない決まりがあるんでしょう。

定められた基準があるんでしょうね。

でも本当に無駄だと思います。

高齢者の医療費が過大だと問題になってますが、まず、

【必要ない診察をいちいちしている無駄から省きなさい】と思います。

待合室は高齢者だらけですが、

見るからに具合の悪そうな人はほとんどいません。

おそらく母と同じように、

体調は問題ないけれど、

高血圧の薬だとか何だとか、継続中のお薬をいつもどおり貰うためだけに来院しているのだと思います。

毎回、毎回、病院に行く度に何とかしてほしいと思います。

だから病院に行く日は憂鬱になるのです。

すみません。今日はなんだか熱くなってしまいました。