年明けのことです。

自宅から直ぐの公園を　通りがかった時のことです。

すべり台と砂場とブランコのある

小さな公園です。

あまり遊んでいる人は見かけない

静かな公園です。

駅へ向かうとき　いつも公園の脇道を

通るのですが　

その日の朝は　たまたま　公園内を突っ切って歩きました。

直ぐ目の前にあるブランコに

（え？）と思いました。

2つ並んでいるブランコのうち

1つが動いています。

誰かがこいでいるみたいに　

大きく揺れているのです。

直前まで　誰かが乗っていて

勢いよくこいでいる最中に

ピョーンと飛び降り　

何処かに去ったのでしょう。

、、、そう思いたい。

でも　辺りを見渡しましたが

シーンと静まり返っていて　人一人見えません。

ブランコは　そのまま大きく揺れ続けています。

動画や写真を撮ろうかと思いましたが

もし　居ないはずの　誰かが写ってしまったら、、、

、、、怖すぎます。

少しの間　眺めていましたが

ポツンと私一人。

誰も居ないし　誰も来ない。

なんだか　気味が悪くなり　その場を立ち去りました。

ずっと同じ勢いで動き続けていました。

不思議ですね。

次回へ続きます。